事業承継によって既存サービスの経営権を獲得したクライアントからの依頼。承継した事業の業務効率化と規模拡大を目指すため、事業全体のIT戦略を策定する必要があった。
既存事業の多くがアナログに処理されており、業務知識の属人化が進行していた。業務全体をIT化して見える化・効率化を進めたいが、どこからどのように手をつけていいか(Who/What/How)わからずにいた。
社内のデータ基盤が構築されておらず、データに基づく意思決定やデータを活用したビジネス展開ができていない状態が続いていた。
IT領域の知識とスキルを持った人材が不足しており、上記課題に対する検討体制を持てずにいた 。
IT戦略構築に向けたプロジェクトの発足と推進
現行業務フローを可視化し、課題抽出とあるべき業務の流れを整理。
課題の重要度と改善効果に応じたシステム化計画の策定と、短期の改善プロジェクト実行を支援
事業目標と現行課題のヒアリング
AsIsとToBeのギャップを整理
ビジネスモデル分析の実施
中長期経営計画におけるITの果たす役割・ビジョンを明確化
中長期の業務グランドデザインおよびシステムグランドデザインの策定
導入ロードマップの立案
各実行フェーズごとにプロジェクト計画を策定
業務サイドの要望整理とシステム観点の要件定義を実施
設計ガイドラインの作成
プロジェクト運営ルールの策定
品質管理指針の策定
ソリューションの選定
事業目標のヒアリングのアウトプット例
P-VAR分析による事業目標の明確化
システム化ロードマップ概要